こんにちは,Hiroです.
この記事にたどり着いた人は以下のようなことが気になっているのではないでしょうか?
- 院卒で働いてるけど転職したい
- ただ転職して待遇が上がるのか不安
この記事ではこれらの疑問を解決していきます!
この記事を書いているのはこんな人
- 中堅国立大学院を2021年に卒業
- 2年目の冬に大手材料メーカーから他業界の大手メーカーに転職
では,早速行ってみましょう!
2年目転職での待遇の変化
まず実際に自分は転職して以下のように待遇が変わりました。
- 基本給:25万→27万
- ボーナス:6か月→5.2か月?(まだもらってないから不明)
- 基本給+ボーナス:450万→464万
- 休み:125日(土日祝)→130日(土日祝)
- 有給:12日→20日
- 残業時間:30時間→30時間

給与も休みも増えたから満足のいく転職だったよ
どのぐらいの人が転職で待遇があがるのか?
令和2年に厚労省が発表した資料によると転職で年収が上がった割合は以下です。
- 20~24歳:47.6%
- 25~29歳:37.2%
- 30~34歳:41.1%
- 35~39歳:37.4%
さらに1割以上年収が上がった人の割合は以下です。
- 20~24歳:37.4 %
- 25~29歳:26.1%
- 30~34歳:31.8%
- 35~39歳:25.7%
つまり転職によって年収が上がる人は2,3人に1人で、大幅アップは3,4人に1人です。

意外と年収が上がる人って多くはないんやね

そうだね、転職で年収を上げるのはイメージほど簡単ではないと思うよ
転職で年収を上げるためにはどうすれば良いのか

年収を上げつつ転職するためにはどうすればいいのか教えるよ
年収を上げる方法①余裕をもって転職活動開始
転職で年収を上げるために最も大切なことは焦らず転職活動することです。
地道に良い条件で転職できるまで転職活動することが大切です。

焦って、なんでもいいから転職したいという感じだと待遇アップは厳しいよ

実際に僕も転職活動は1年ぐらい続けたよ
転職では内定受諾前に、条件通知書を貰って条件を確認することができます。
安易に内定に飛びつかず、ゆとりを持って条件を精査して内定受諾することが大切です。
年収を上げる方法②給与交渉と福利厚生の把握
新卒就活と転職の大きな違いが以下の2つあります。
- 面接中に希望条件を聞かれる
- 条件を知ってから内定を受諾することができる
面接中に希望条件を聞かれる
転職の面接では絶対に希望条件を聞かれます。
最低でもいくら欲しいのか普通に聞かれます。

転職だと今の給料以上じゃないと行かないですって答える人も多いよ
これぐらい強気にいけることが待遇アップには大切です。
強気に転職活動をするためには、やはり余裕があるときに転職活動をすることです。
切羽詰まって転職すると足元を見られかねないです。。。
・条件を知って内定を受諾できるので給与交渉可能

どういうこと?

内定後に、条件通知書を貰うことができるよ
条件通知書とは職務内容、給料、勤務地、休日数などを確認することができる書類です。
なので条件通知書を貰って納得できる条件ではない場合、交渉することができます。

いやぁでも自分で交渉するのは厳しくない。。。

転職エージェントに登録しとけば、代わりにエージェントが交渉してくれるよ

エージェントは無料だから絶対に使ったほうがいいよ
またエージェントに頼めば、労働条件通知書に書かれていない福利厚生(家賃補助や扶養手当の具体的な額等)も代わりに聞いてくれます。
年収を上げる方法③自己評価とキャリア目標の明確化:
転職を検討する前に、まず自己評価とキャリア目標の明確化が重要です。
自身のスキルセット、経験、興味・関心を正しく把握し、どのような待遇向上が自身にとって適切かを考えることが必要です。

新卒就活とは違って、実際に働いて自分が本当は何に興味があって、どういう強みがあるのかイメージしやすいんじゃないかな
具体的な求人や企業に焦点を絞り、戦略的な転職活動が可能になります。
年収を上げる方法④ 儲かっている市場を調査
待遇向上を目指すためには、市場調査が欠かせません。
業界や職種の動向を把握し、需要が高まっている分野や給与水準の傾向を調査します。
さらに、求人情報や転職サイトを活用して、待遇の良い企業やポジションを探しましょう。

実際に転職してみて思ったのは、給料はその人の能力よりどこで働くかに紐づくよ

どういうこと?

景気の良い業界に転職したから会社規模は小さくなったけど給料上がったんだけど、
周囲の能力は前職のほうが高いと思ってるよ

待遇を上げたいなら個人の能力を磨くことも大切だけど、儲かってる業界や会社に移ることが大切だよ
年収を上げる方法⑤履歴書・面接の準備:
転職を成功させるためには、履歴書・面接の準備が欠かせません。
自分の強みをアピールできる職務経歴書は必須です。面接では、企業のニーズに合わせた具体的な事例や提案を準備し、自信を持って臨むことも大切です。

職務経歴書とか面接準備は1人ではしないほうがいいよ

転職エージェントに登録すると無料で添削や面接の練習もしてくれるから登録したほうがいいよ
給料アップ以外の転職のメリット
給料アップ以外にも転職には以下のようなメリットがあります。
- ワークライフバランスの改善
- 移住
- 自己実現とやりがいの追求
ワークライフバランスの改善
今は多様な働き方があります。
- 週休3日制
- フルリモート
- フルフレックス
残業時間や休日数に目が行きがちですが、上のような勤務体系も重要です。
今やフルリモートやフルフレックスの企業は多くあります。

僕の転職先もフルフレックスだから、子供を幼稚園に送ってから10時ぐらいに出社する人も普通にいるよ
今後の将来を見据えて、勤務体系を変更できるのも転職のメリットです。
移住による利便性向上
私は都市部まで1時間のところから、15分の場所に移住しました。
個人的にはこの利便性向上も転職での大きな恩恵でした。
新卒就活だと配属によって、希望していない地方に住むことになった人もいるのではないでしょうか?
転職では勤務地を知ってから内定受諾できるので、自分が希望しない場所で働くことがありません。
自己実現とやりがいの追求
自分の目標に近づくことができるのも転職のメリットです。
例えば、最先端技術の研究がしたいと思っていたのに、新卒時の配属先が衰退産業だったらやりがいを持って働くことは難しいのではないでしょうか?
転職によって分野を変えて自分の目標に近づけば、さらにそこで努力しようと思うこともできます。
最後に、給料の下がる転職はすべきではない
ここまで転職を勧めるようなことも書いてきましたが、1つ注意してほしいことがあります。
それは安易に給料の下がる転職をするべきではないということです。
なぜなら転職先での給料は現職の給料が大きく反映されるからです。

いったん転職で給料下がっても、そこで経験を積んで給料を上げればいいや
というのは危険な考えです。
もちろん努力次第でいったん給料を下げても巻き返すことはできると思いますが、簡単ではありません。

だから重要なのは余裕をもって転職活動をすることだよ
余裕がなく転職活動をしてしまうと、少し待遇が悪くても転職してしまいたくなります。
せっかく新卒とは違い、条件を吟味する時間を与えてくれるのだから余裕をもって時間をかけて転職活動をすることが大切です。
まとめ(転職での待遇の変化)
- 転職によって年収が上がる人は2,3人に1人、10%以上アップは3,4人に1人。
→転職で年収を上げるのはイメージほど簡単ではない
2. 転職後の給料は現職給料を非常に考慮するので安易に給料を下げた転職をするべきでない
3. 気持ちにゆとりある時から転職活動を始めて、焦らないのが大切
転職では内定受諾前に条件通知書がもらえるので、詳細な条件をゆとりある状況で確認して慎重に転職活動を進めよう。

給与交渉とか福利厚生の確認はエージェントに任せればいいから、自分でやる必要はないよ
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